介護の日本語研修①

今年も兵庫県社会福祉協議会主催の介護の日本語研修が行われています。
先日、初日が無事に終わりました。

毎年、内容は少し変えていますが、基本的な内容は同じです。
1日目は「声かけ」、2日目は「申し送り」、3日目は「事故報告書の書き方」など、現場でできてほしいことを重点的に教えています。

1日目の「声かけ」は、色々な絵を見せて「どのような声かけをするか」を考えてもらいます。
そして、グループにわかれ、外国人同士で意見交換をしてもらいます。(もちろん日本語で)

みなさん現場でいつもやっていることなので、たくさん答えてくれました。
中には、すごく丁寧に答えてくれている人もいて、いつも丁寧な声かけをしているのだろうなと感心しました。
また声かけや利用者さんの話を聞くときに大事な傾聴受容共感についても話しました。

次に、「大切な情報を読む」こともしてもらいました。
説明書や看板には大事なことが書かれています。それが読めないと業務にも支障がでてしまうのでその練習として、色々な看板や説明書を読んでもらいました。

また、知っておくと良い漢字についても少し触れました。
」使用、「」必要、「」公開……など。熟語を否定する漢字は知っておくだけで、便利だと思います。
その他にも、浴「」、介護職「」、施設「」などの漢字も紹介しました。
もし意味がわからなくても「部屋のことなんだろうな」、「人のことなんだろうな」と思うだけでもかなり違うと思います。

また、今回は初めて読解問題をいれてみました。

NHK やさしいことばニュースより抜粋して、日本語も読みながら時事を知ってもらえるようにしました。
ちょうど先月で阪神淡路大震災から30年経ち、利用者さんにも被災した方がおられると思うので、そちらの話題も抜粋しました。


公園にろうそくを並べて「よりそう」ということばの形にしました。地震で亡くなった人や、ほかの災害で被害を受けた人たちのことを忘れないでいこうという気持ちをあらわしました。
阪神・淡路大震災を経験した人が少なくなっています。
どうやって地震の話を伝えて、被害を少なくするか、考える必要があります。
「地震のことを伝えていってほしい」 | NHKやさしいことばニュース | NEWS WEB EASY

「よりそう」ことは、介護でも大事だと思い、この内容にしました。
研修の最後に「『よりそう』を言い換えると何ですか?」と聞くと皆「共感」と答えてくれて、この日私が説明した内容がちゃんと伝わっているのだなあと嬉しい気持ちになりました。

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